リウマチと猫と本の山に翻弄されるまうの日々。7歳年上ののり君と、2000年4月生まれの静(しず)さま&2006年4月生まれのサリオンと同居中です。


by maunya
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春はもうすぐ!のはずだ

今日は神戸のお父ちゃんからウレシイ宅急便が事務所に届いた。
c0043315_23293352.jpgそう、神戸の春と言えばこれ。イカナゴの釘煮でございます(右写真)。
お母さんもとっても料理上手なのだけれど、今やイカナゴは父の担当。実山椒もはいってて、身びいきではなくホンマにおいしい。元料理人のお友達にコツを教えてもらったらしい。毎年何十キロも炊いて全国各地の親戚に送っているのだ。ちゃんと炊き方習っておこうとは思うんだけど、ほら、台所狭いし(笑)。大阪のイカナゴは鮮度落ちるし(笑)。

イカナゴと言えば。
1995年2月、私は他のボランティア仲間と救援物資を積んだリヤカーを引っ張って歩いてた(まだ瓦礫だらけで車が通れるのは大通りだけだった)。
確か月見山の辺りだったと思うけど、その一帯は古い家が多くて、赤や黄色の張り紙(全壊・半壊の印)がベタベタと貼られてた。リヤカーはとても重くて、黙々と歩いていたその時、どこからかその香りが漂ってきたのだ。しょうゆと、ザラメの甘い香りは、間違いなく「イカナゴの釘煮」だった。
「・・・・いかなご?」
「いかなご、炊いてるやんなあ?どこやろ」
「こんな時でも炊くかあ?この辺まだガスきてへんやろ~?」
「うわ~、食べたい~!」
みんなで鼻をくんくんさせてるうちに、なんだかだんだん嬉しくなって、目が熱くなってきちゃったのだ(今でもちょっと目が潤んでしまったぞ)。
うまく言えないけど、人が生きていくってのはそういうことだ。悲しいことも辛いこともいっぱいあったけど、それでも神戸っ子はいかなごを炊くのだ。
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by maunya | 2005-03-17 23:11 | お料理&お食事