リウマチと猫と本の山に翻弄されるまうの日々。7歳年上ののり君と、2000年4月生まれの静(しず)さま&2006年4月生まれのサリオンと同居中です。


by maunya
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ロストジェネレーション

遅ればせながら、今日前回の「たかじんのそこまで~」を見ました。
実は↓で書いてた講演会というのは神戸女学院の石川康宏教授のでして、
「今頃『たかじん~』に浅尾くんがでてるんだけど、編集でどうなってるのか心配で」
と言ってらしたので、気になって帰宅後のり君に
「今日のたかじん、見た?」
と聞いたんですよ。
「あ、見た!あの浅尾って人頭いいよねえ。噛み付かない分、現状わかってない三宅と金が馬鹿に見えたよ」
って言ってたのでそうか~と思って。私も見た感想はのり君とほぼ一緒かな(笑)。
浅尾さんのブログはこちらhttp://blog.livedoor.jp/asaodai/
収録後のタクシーの運転手さんとの会話にほろり、と来ましたよ。
今日のり君に「帰りに『ロスジェネ』買ってきてくれ」と頼んでるので、後でも一度念押ししなくては。


73年生まれの私はロスジェネ世代とはいえ、大学でてからほぼ正社員(間に一年ほどフリーターしましたけど)で生きてこられました。のり君は一度も正社員にはなってないですが(笑)。
ほとんど正規雇用で生きてこられたのは何も私が優秀だったとかそういうことは全くなくてですね。一度目の就職は親のコネ。二度めもまあ、コネみたいなもんです。
はっきり申し上げると運が良かっただけですね。二度目に就職する前後には貯金も尽きてきて、
「この先どうやって生きていったらいいんだろう・・・」
と途方にくれました。学歴はあっても実用性のあるものじゃなかったし、何がしたいのかも全くわからなかったし、資格もなかったし、資格取りに行くとその間の生活費はないし。
実は前職を辞めた後(正確には辞めさせられた。職安も認めてくれました)、同じ業界内でいくらでも仕事はありました。ただし、派遣のみ。思えばあの頃から非正規雇用って増えてたんだよねえ、と今更気づきます。
上の世代が言う「努力が足りない」には鼻でもほじりたくなりますわ(ほじらないけど)。
規制緩和でそもそも正社員の枠がなくなっているのに、
「贅沢言わなければ仕事はいくらでもある」
会社が労働三法を全く守っていなくても
「我慢が足りない」
つーか、なんで法律守ってないやつのためにこっちが我慢しなくちゃいけないんで?
仕事関係の方の息子さんはSEだったそうですが、あまりの長時間労働でお尻に「床ずれ」ができて、化膿してエライことになっちゃったそうです。私よりちょこっと年上の人かな。別にすごく太ってるとかじゃないんだよ。
「もう、頼むから仕事辞めなさい、って言ったのよ。家業も大変だけど、息子が死ぬよりよっぽどいいから、家業を継がせることにしたの」
とおっしゃってました。そりゃあそうだ。これでも我慢が足りませんかね?
確かに簡単に仕事辞めちゃうやつも、サボるやつもいるかもしれない。でもそれは個人の資質の問題であって、正社員を派遣やアルバイトに置き換えてきた言い訳にはちっともならない。
というか、がんばっても正社員になれることなんか絶対にないのに、頑張れって言われても、という気持ちもわかる。さすがにロフトとか一部の会社では正社員登用制度を作ったりもしてるみたいですが。
ああ、それで思い出した。先日の「スパモニ」で秋葉原の事件に関連してなんだけど、コメンテーターのうち約2名ほどが
「派遣法の規制緩和がこういう派遣から抜け出せない若者をつくった」
といったような鳥越さんのコメントに
①「でもそういう融通がきく方が女性は働きやすいし」(白石とか言う大学教授)
②「あの時それ(規制緩和)をしなければ日本経済は復活しなかった」(闇金と戦うとか言う弁護士)
とか言っててねえ。
まず①だけどさ、それはメインが主婦で基盤となる財源(つまり旦那の給料)が確保できてて、補助的に働いてる人のケースだけだろ。たとえば離婚なり旦那が突然死ぬとか病気とかって突発的な事態が起こったときに「じゃあ正規雇用で」って言っても、それで働ける場所ってどれぐらいあるわけ?後、自分ひとりで生きていく人もそういう派遣とかで働かざるをえないのが現実。本来は正規雇用でも融通が利くようにならないといけないよね。実はこいつ私の出身大学の教授です(最近なったみたいだが)。私の在学当時どれほど就職難だったと思ってるんだいったい。
そんで②だ。こいつは私と同い年なんだけど、なんかこれを聞いた瞬間、朝から頭に血が上ったよ。
「いったい何様だ、おまえ!」
と怒鳴るわたくしにのり君も猫達もびびるし(笑)。
サラ金や闇金に苦しめられてるのは、何も考えなしにギャンブルしたり、遊びにお金を使った人ばかりじゃない。生活や事業にどうしても足りなくなって、少しだけ・・のつもりが膨れ上がってしまうのが大半だと思う。そんなのお前いくらでも見てんじゃないの!?と頭に血が上ったのですよ。だいたい景気が回復したとか言うけどさ、勤労者所得は減り続けてるし、消費ものびてない。どこの話ですか景気回復したって(笑)。

まあ、なんぼでも言いたいことはあるんだけど、のり君が帰ってきたので(ロスジェネは買い忘れたそうです・笑)晩御飯にしよう。
秋葉原についてはなんだかすごく言いたいことがありすぎるのでのちほど!
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by maunya | 2008-06-14 19:43 | books