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リウマチと猫と本の山に翻弄されるまうの日々。7歳年上ののり君と、2000年4月生まれの静(しず)さま&2006年4月生まれのサリオンと同居中です。


by maunya
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二律背反

※ここをご覧のリウマチャーの方で、子どもを授かりたい、と努力していらっしゃる方にはかな~り不愉快な内容かもしれません、とあらかじめお断りしておきます。それを否定する訳じゃないの。私の個人的な思い、ということでここは一つ。


今日たまたま帰宅後に見ていたTVで、臓器移植のコーディネイトについて特集しておりました。
で、なんとなくのり君と話してたんですけど。
のり君は
「死んだ後はこんなオレでも役に立つんならなんでも使ってくれたらいいし。ということでちゃんと臓器提供カード書いとかんとなあ」
という考え方。
一方私は
「私の体を提供することには何の抵抗もないんだけど・・・人は(というか医療は)どこまで生命を支配するのが許されるのか」
と考えてしまうのでして。
よくテレビなんかで特集してますよね。小さな赤ちゃんが渡米すれば臓器移植で助かるかもしれない。しかしそれには億単位でお金がかかる・・・という現実があって。これが私の小さな姪や甥のことなら、間違いなく私も全力でそれをサポートするだろう、と思う。でも人はどこまで生命を支配するつもりなのか、とも。
リウマチになる前は、私も骨髄バンク登録しようかな~と思ってました。今はむこうから断られるんだけどさ(笑)。じゃあ、それと臓器移植の間だのラインは何なんだろう。
そして、のり君が私より先に死ぬことがあって、それが脳死状態だったなら、私はそこで
「わかりました、どうぞ」
とまだ温かい体を前に決断ができるのか、とか。

今日は臓器移植ではなくて、生殖医療の話になったんだけどね。
向井亜紀さんの代理母出産の話を報道で知ったとき、正直な感想は
「そこまでやるかよ」
でした。最近は日本でも娘の子どもを代理出産(孫を生むわけだな)なんて話がありましたが、もうホントに理解不能でした。ただ、どんな状況であっても子どもの幸せが一番最初に来て欲しいとは切に願いますが。出生届け不受理とかはありえない。いいじゃねえか、受付けろよ。親子って誰が生んだかじゃないだろ、どう関係をつくってくかってことで。

わたくしも一応35年生きてきたので、何度かは「子どもが欲しいなあ」と思ったことはあります。積極的に子どもをもとう、と思ったことは一度もないけれどね。妊娠すれば逡巡することなく母親になっていたと思う、そういう機会がなかっただけで。
ただ、未だにどうしても私たちの子どもでなくちゃいけない、という感覚だけはわからない。妊娠して出産するということは面白いだろうな、とか、子どもを育てるというのは楽しそうだな、とは思うんだけれども。
忘れずにきちんとアザルフィジンを飲んでればまずまずのQOLが確保できてるのに、休薬して頑張って妊娠する、なんてしたくない。不満は一杯あるけれど仕事はしていたい。
それに私が子どもを生んだりしなくても世界中には生き延びるのが困難な子どもがいっぱいいて、私が自分の子どもを持とうと使うお金の数分の一でもそのうちの何人かが救えるんじゃないかと思う。別にそう私が考えることに同意して欲しい、とは思わないけれど
「やっぱり自分の子どもはかわいいから」とか
「子どもを生まなくちゃわからないのよ」とか安易に言ってほしくないだけで。
だって、私を傷つけた人たちの大半は子どもを生んで育ててた。それって結局自分の子どもが可愛いだけじゃないかとも思う。
そういうことが、私には生理的に受け付けられない。今日なら妊娠できるな、と思ってセックスしたりしたくない。何だかそういう空気が伝わるのかどうなのか、最近は主治医も休薬の話なんぞしなくなったが(笑)。
結局のところ私はもの凄く子どもだから、自分の子どもは愛情の結果授かったものであって欲しいと少女じみた幻想を抱いてるだけかもしれないのだけれどね。
のり君によく言われることだけれど
「まうは、もの凄く理路整然と色んな事を説明しておいて、平気で真逆の行動をする」
んだそうだ。そう。ここまで生殖医療を気持ち悪いだのなんだの言っておいて、私は平然とアザルを飲んで自分の生活を維持し、悪化すればきっと生物製剤も使うんだろう。あんな不自然きわまりない物を(笑)。
そこまで言うならリウマチだって自然にまかせて治療すんなよ、と私も思う。
と言うわけでどこまで行っても二律背反なわけだ。
私に他の人をとやかく言う資格なんてないよな。
ただ、ですね。私は↑こういう生殖医療に関するあれこれを直接他人に言ったりしたことは(のり君をのぞけば)ないです。でも私は山ほど言われてるんだよ!ほっとけよいい加減!
by maunya | 2008-03-10 00:48